今日の学習内容
会社が固定資産を所有している場合、決算時に行う仕訳があります。
タイトルに書いてある「減価償却」です。
今日は、固定資産の決算時処理である減価償却の概要について学習しましょう。
固定資産とは
固定資産とは、資産の中でも1年を超えて長期間使うために持っている資産のことです。
例えば、建物や土地、車両運搬具、備品などがあり、購入時に取得原価で帳簿に記載されます。(購入時の仕訳は51話で学習済み)
固定資産は年々価値が減少する
購入した固定資産は、使用や年数が経過するだけで価値が減少していきます。
(車両・建物・機械・備品など。土地は除く)
例えば、200,000円の車両を購入したら年々価値は減少し、結果5年後の車両の価値は購入時と同じ金額ではなくなります。
【価値の減少イメージ】
何年でどれくらい価値が下がっていくのかは、取得した固定資産によって異なります。
減価償却とは
減価償却とは、決算において価値の減少を計算して、その減少分を費用として計上する処理のことをいいます。
その時に計上される費用を「減価償却費」といいます。
固定資産は、事業のために使い、価値が減っていく。
その減少分を会社の費用として計上しましょう。というのが減価償却の手続きです。
ただし、土地については、年数が経っても減っていくという概念がありませんので、減価償却は行いません。
明日は、減価償却費の計算方法と仕訳を学んでいきます。
試験でも必ず出題されるものですから、しっかり学習していきましょう。
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— アヤコ@かんたん!イラストでわかる簿記 (@easy_boki) 2020年4月7日
「売掛金・買掛金明細表」
得意先や仕入先ごとの掛けを管理する帳簿を
昨日まで学習しました。
商品有高帳に入る前に、
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