今日の学習内容
補助記入帳のひとつ「売上帳」の記入方法を学習します。売上に関する取引の詳細を記入していく帳簿です。今日は、最後に練習問題を仕入帳とともに入れてみました。
売上帳の記入方法
商品の商品の売上、返品、値引きしたなどの内容を記録する帳簿です。
①摘要欄
得意先、商品名、数量、単価、支払い条件などを記入します。
②内訳
一度に複数の商品を売り上げた場合に、商品ごとの金額を記入します。
③金額
売上取引の合計金額を記入します。
記入例の取引内容は以下の通りです。
4/15の取引(1つの商品を売り上げ)
長崎屋さんへオルゴールを10個(@3,000)現金で販売した。
4/20の取引(複数の商品を売り上げ)
出島雑貨店へ2種類の商品を掛けで販売した。
- テレビ台10台 @12,000円
- ミニカー4個 @10,000円
内訳欄に商品ごとの金額を記入し、合計額を金額欄に記入しましょう。
4/25の取引(返品された場合)
出島雑貨店よりミニカー2個が返品され、掛け代金をマイナスした場合。
※返品や値引きは赤字で記入します。
(試験では黒で記入。金額の前にマイナスを表す△記号がある場合があります。)
売上帳の締め切り
月末になったら、締め切りを行います。
- 総売上高
値引きや返品を引く前の売上の総額を記入します。 - 売上値引・戻り高
「売上値引・返品」などとも書かれ方もありますが、売上の総額が減少する返品や値引きの金額を記入します。
※これも赤字で記入します。
(試験では黒で記入。金額の前にマイナスを表す△記号がある場合があります。) - 純売上高
総売上高ー値引き・戻し高=純売上高
練習問題
仕入帳と売上帳の①〜⑥の金額を記入し、仕入帳と売上帳に記載されている内容を確認し、解答用紙にある日付の仕訳を行いましょう。
練習問題解答
以上で売上帳の記入方法の説明が完了しました。
次回のブログは、「受取手形記入帳」の記入方法です。
今日も最後までありがとうございました。
Twitterは イラスト簿記問題問題編 第39問決算「固定資産の期中売却」の仕訳問題を出題しています。
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⭐️イラスト簿記問題編⭐️
— アヤコ@かんたん!イラストでわかる簿記 (@easy_boki) 2020年6月5日
39問目「固定資産の期中売却」
数年使用した固定資産を
売却した時の仕訳問題です😃
おさらいは79話です!
しっかりおさらいして欲しいので、リプ欄に79話のURL貼っておきます!#簿記 #日商簿記 #イラスト簿記 pic.twitter.com/TY9OfqxA31