かんたん!イラストで分かる簿記

長崎で簿記講師をしています。イラストで簿記を学んでみましょう!

簿記きほんのき141 商品有高帳(移動平均法)

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簿記きほんのき141

 

今日の学習内容

前回商品有高帳はどんなものかを見てみました。今日は、商品有高帳の記入方法のうち「移動平均法」について学習するブログです。

 

 

移動平均法

受け入れた都度、平均単価を計算し商品の払出単価を決定する方法です。

 

商品を受け入れた時(仕入)

4月2日に商品を受け入れました。

  1. 受入欄に仕入れた商品の「数量・単価・金額」を記入。 
  2. 残高欄に記入
    2つの異なる単価の商品の合計から平均単価を計算して記入する。
  • 前月繰越分:5個、500円
  • 今回仕入分:20個、3,000円 

合計25個、3,500円の商品なので、
3,500円÷25個=@140円(平均単価)

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商品を払い出した時(売上)

4月5日に商品を18個販売しました。

  1. 払出欄に販売した18個と平均単価で記入します。
  2. 残高は、7個残っているのものと平均単価を記入します。

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商品が返品された時

4月5日に販売した商品が、6日に1個返品されて戻ってきました。

  1. 返品された1個を受入欄に記入します。
  2. 返品後の残高を記入します。

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練習問題

今月のりんごの仕入れと売上げの状況は次の通りである。移動平均法で商品有高帳を作成して下さい。

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練習問題解答

 

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 締め切り方は142話で学習します。
次回のブログは、商品有高帳の締め切り方法について学習します。

今日も最後までありがとうございました。

 

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Twitterは イラスト簿記問題問題編 第47問「収益の損益振替」の仕訳問題を出題しています。