今日の学習内容
前回商品有高帳はどんなものかを見てみました。今日は、商品有高帳の記入方法のうち「先入先出法」について学習するブログです。
商品有高帳とは
商品有高帳とは、商品の種類ごとに商品の出入りや在庫などを管理する補助元帳で、商品の数量、単価、金額が原価で記入されています。
商品有高帳の払出単価
同じ商品でも、仕入単価が異なる場合に、払出単価をいくらにするのかがが問題になります。
そこで、異なる単価で商品を仕入れた際に、払出単価を決定する方法が2つあります。
- 先入先出法(先に受け入れた商品から、払い出していく方法)
- 移動平均法(受け入れた都度、平均単価を計算していく方法)
先入先出法
先に仕入れした商品から、先に払い出されたと仮定して商品の払出単価を計算する方法です。
商品を受け入れた時(仕入)
4月2日に商品を受け入れました。
- 前月繰越とは異なる単価の商品を受け入れたので、2行に分けて記入します。
- 残高欄も2行に分けて記入し『{ 』でくくります。
商品を払い出した時(売上)
4月5日に商品を18個販売しました。
- 18個販売しているので、まずは前月繰越の5個、次に次に2日に仕入れた13個を払い出したとして記入して{ でくくります。
- 残高は、2日に仕入れた分のみ7個残っているのものを記入します。
商品が返品された時
4月6日に商品が1個されて戻ってきました。
- 返品された1個を受入欄に記入します。
- 返品後の残高を記入します。
練習問題
今月のりんごの仕入れと売上げの状況は次の通りである。商品有高帳を作成して下さい。
締め切り方は142話で学習します。
次回のブログは、移動平均法の記入方法について学習します。
今日も最後までありがとうございました。
Twitterは イラスト簿記問題問題編 第46問「証ひょう」の仕訳問題を出題しています。
証ひょうをみて仕訳をする問題です。
⭐️イラスト簿記問題編⭐️
— アヤコ@かんたん!イラストでわかる簿記 (@easy_boki) 2020年6月12日
46問目「証ひょう」
証ひょうを見て仕訳する問題です😃
内容は法人税等ですよ!
おさらいは115話です!#簿記 #日商簿記 #イラスト簿記 pic.twitter.com/9k00fDmadT