かんたん!イラストで分かる簿記

長崎で簿記講師をしています。イラストで簿記を学んでみましょう!

簿記きほんのき32 商品売買での勘定科目おさらい

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簿記きほんのき32


おかげさまで、読者数が100名を超えました!!

 いつもブログを見てくださっている皆さま、本当にありがとうございます。
慣れないブログで、読みにくい部分もありますが、
どんどん改善していきますのでどうぞよろしくお願いします😃

 ※公開時に左右の誤った記載がありましたので、修正をしました。
 申し訳ありません。(2月29日更新)

 今日の内容

 

マチ子は講義の中で誕生しました

このイラストの登場は、講義中の説明の中です。
簿記の講師として登壇させていただいているのですが、
そのホワイトボードで初めて登場したのがマチ子です!!

なぜマチ子か??というと、名前をつけた私もわからないのですが、
授業中にふと「この人マチ子ね!」と口に出たのがこの名前です。

私のリアルな講義を受けた方は、マチ子に懐かしさを持つ人も多いでしょうね。

 

勘定科目のポジション(おさらい)

現金が増えたら左、減ったら右など勘定科目をどちら側に記入するかは
9話で勉強しましたね!


決算書(貸借対照表と損益計算書)に書かれてある5つの要素が基本になります。

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例えば「現金が増えた」の考え方は・・
現金という勘定科目は資産グループに入る
 ⇩
資産は元々にある
 ⇩
増えた時は、同じ方向なので

こうなりますね。
今日は、商品売買のイラストで出てきた勘定科目のおさらいをしたいと思います。

 

商品売買で登場した勘定科目 

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この勘定科目を使う時はこんな時

  1. 費用「仕入」 商品を仕入れた時
  2. 費用「発送費」送料などの運賃
  3. 収益「売上」 商品を売った時
  4. 資産「売掛金」商品売って後で代金もらう時
  5. 資産「前払金」商品代金を前払いした時
  6. 資産「立替金」お金を立て替えた時
  7. 負債「買掛金」商品を売って後で払う時

 

どのグループか間違えやすい勘定科目

  • 前払金 
    前払いしたから、後で商品などを受け取る権利⇨資産
  • 立替金 
    立て替えたお金を、後でもらえる権利⇨資産

 

前払金などを負債と思ってしまう間違えをちょこちょこ見ます。
仕訳以外の問題などでも、左と右を間違えた経験のある方いませんか?

 

前払金や立替金が発生した時、どっちかな?を考える時は、
現金での取引として考えてみましょう。

 

「現金3,000円を前払いした」ならどうでしょう?

現金減った⇨右となれば
 (借方)      /(貸方)現金 3,000

借方が空いているので、左の借方が「前払金」です。
発生した時に、左となるのは、「資産」か「費用」ということで、
資産グループで発生は左と判断できます。


発生した時のポジションを覚えておこう

イラストの最後の方にありますが、売掛金など発生して、後に解消する仕訳が登場します。

  • 掛けで売り上げた → 売掛金発生(左の借方) 
  • 売掛金を回収した → 売掛金減少(右の貸方)

このような時に、発生した時、解消した時どちらに勘定科目が登場するかを判断するには、発生時のポジションが左だとわかっている必要がありますね。

この勘定の動きを見るために、イラストには極力Tフォームを書いて、増えた減ったが見えるようにしています。

 

では、おさらいは今日はここまで。
目次をつけるということを今日は覚えました!

 

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