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このイラストは、隙間時間に、イラストで簿記を学べるように作成しています。
日商簿記3級の範囲をイラストで紹介しています。
今日の学習内容
マチ子社長は今度は、代金を月末受け取る約束で、土地を売ることにしました。
今日は、商品以外を売却し、後で代金をもらう場合の仕訳と、そのお金を受け取った時の仕訳です。
商品以外のもの売却し、代金を後でもらう場合の処理
商品を販売して後で代金をもらう時は、売掛金(資産)を使います。
昨日の、未払金のように商品以外のものを買ったり、売ったり会社はすることがあります。
商品以外のものを売却し、代金を後でもらう場合は、今日登場する「未収入金」を使用します。
処理は、この2つを学習します。
- 商品以外を売却し、代金を後日受け取る仕訳
- 代金が入金された時の仕訳
本日新しく登場する勘定科目
「土地」勘定
事業用で所有する敷地で、資産を表す勘定科目。
- 「土地」は資産のグループ
- 資産グループなので、貸借対照表の左側に記載されます。
- 資産は貸借対照表の左に書かれているので
土地(+)→ 左(土地が増加)
土地(ー)→ 右(土地が減少)
「未収入金」勘定
商品売買以外の土地や建物などを売却し、後で代金を回収する場合に使う勘定科目。
後でもらう権利を表します。(未収金とかかれる場合もあります。)
- 「未収入金」は資産のグループ
- 資産グループなので、貸借対照表の左側に記載されます。
- 資産は貸借対照表の左に書かれているので
未収入金(+)→ 左(代金を受け取る権利が増加)
未収入金(ー)→ 右(代金を受け取る権利が減少)
商品以外のものを売却し、代金を後で受け取る場合の仕訳
「所有している土地を500,000円で売却し、代金は月末に受け取ることとした。」
【仕訳の考え方】
1、土地(資産)が減少した。
2、後で代金をもらう権利(資産)が増加した。
1、土地(資産)が減少した。
⇨土地(ー)なので貸方の右
(借) /土地 500,000
2、後で代金をもらう権利(資産)が増加した。
商品ではないので、「未収入金」を使います。
⇨未収入金(+)なので借方の左
(借)未収入金 500,000 /土地 500,000
代金が入金された時の仕訳
「月末になり、売却した土地の未収分500,000円を現金で受け取った。」
【仕訳の考え方】
1、現金(資産)が増加した。
2、後で代金をもらう権利(資産)が減少した。
1、現金(資産)が増加した。
⇨現金(+)なので借方の左
(借)現金 500,000 /
2、後で代金をもらう権利(資産)が減少した。
⇨未収入金(ー)なので貸方の右
(借)現金 500,000 /未収入金 500,000
仕訳では、何を売却した代金を後でもらうかがポイントになります。
「商品を売った場合の後で受け取る権利」⇨ 売掛金
「商品以外の売却代金を後で受け取る権利」⇨未収入金
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— アヤコ@かんたん!イラストで分かる簿記 (@easy_boki) 2020年3月10日
「精算表(収益の見越し)」
今日は、収益の見越しです!
この仕訳、苦手な方は、85話のおさらいを!
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