今日の学習内容
前回は、勘定科目ごとの合計を総勘定元帳に合計転記する方法を学習しました。今日は、売掛金元帳や買掛金元帳を記帳している場合の転記について学習しましょう。
売掛金元帳・買掛金元帳への転記
伝票から総勘定元帳へ合計転記していても、売掛金元帳や買掛金元帳へは個別に転記する必要があります。
売掛金元帳への個別転記例
イラスト内の伝票のうち、得意先であるA社を個別転記した例をみてみましょう。
伝票から転記した場合は、記入する時に注意するのは以下の項目です。
- 摘要欄・・伝票の種類を記入する
- 仕丁欄・・伝票の番号を記入する
後は以前136話で学習した売掛金元帳と同じですよ。
買掛金元帳への個別転記例
イラスト内の伝票のうち、仕入先であるX社とY社の個別転記した例をみてみましょう。
伝票おさらい
記入について
- 入金伝票は現金が増加する取引を記入
- 出金伝票は現金が減少する取引を記入
- 振替伝票は、現金以外のその他の取引を記入
- 一部現金が含まれる場合は2通りの書き方がある
・分割して記入する方法
・2つの取引があったと考え記入する方法
転記について
- 個別転記は伝票1枚ごとに転記する方法
- 合計転記は勘定科目ごとに集計して転記する方法
集計する時に「仕訳日計表」などを使用する
売掛金元帳・買掛金元帳がある場合
- 得意先や仕入先ごと個別に転記をしていく
これで伝票に関する学習は終了です。
次回のブログは「証ひょう」について学習していきます。
今日も最後までありがとうございました。
Twitterは イラスト簿記問題問題編 第59問「定期預金の預け替え」の仕訳問題を出題しています。
⭐️イラスト簿記問題編⭐️
— アヤコ@かんたん!イラストでわかる簿記 (@easy_boki) 2020年6月25日
59問目「定期預金の預け替え」
満期になった預金を普通預金に預ける仕訳です。
利息の計算もあります😊
今日は講義は簿記の総おさらいでした!
あっという間に時間が過ぎました!と
生徒の声が嬉しい😊#簿記 #日商簿記 #イラスト簿記#長崎 pic.twitter.com/xIg58EQ5DD