今日の学習内容
昨日のおさらいもかねて、仕訳日計表からの転記する方法を中心に学習します。
前回のブログで伝票から転記する方法を、2つ紹介しました。
- 個別転記・・伝票から直接転記
- 合計転記・・集計してまとめて転記
個別転記は、仕訳帳を使う場合と同じように、1取引ずつ転記していくので、合計転記のみ紹介しています。
合計転記
取引→伝票→集計表→総勘定元帳
合計試算表のような表を使って1日分などまとめて集計して転記する方法
1日の伝票を確認して、勘定科目ごとの合計を記載したものが「仕訳日計表」でしたね。
昨日のブログにもあったように、これを勘定科目ごとに合計金額を、仕訳日計表から転記します。
転記時の記入
イラスト内は、略式の総勘定元帳で書いていましたが、ブログでは略式ではない総勘定元帳のフォームで紹介します。
①元帳
仕訳日計表の「元帳」のところには、転記したことがわかるように、総勘定元帳の番号を記入します。
現金の総勘定元帳番号は「1」です。借方と貸方それぞれ転記しているのでそれぞれ番号を記入しています。
②摘要
総勘定元帳の「摘要」のところは、相手勘定の代わりに「仕訳日計表」とどこから転記されたかわかるように記入します。
総勘定元帳に仕訳日計表から転記されたということがわかります。
③仕丁
総勘定元帳の「仕丁」のところは、仕訳日計表のページ番号を記入します。
この集計表のは「7」ですのでその番号を記入しています。
参考までに、後2つ転記した例です。
他の勘定の転記は省略していますが、勘定科目全てを転記します。
今日は、総勘定元帳への転記方法を紹介しました。
今回の伝票には、売掛金や買掛金に得意先や仕入れ先が表示されていましたが、この処理は?と思った方もいるかもしれませんね。
伝票から総勘定元帳への転記を合計転記している場合でも、売掛金元帳や買掛金元帳をを作成している場合にはその情報を元帳に記帳する必要があります。
次回のブログで、伝票から売掛金元帳や買掛金元帳への転記について紹介します。
今日も最後までありがとうございました。
Twitterは イラスト簿記問題問題編 第58問「伝票の記入」の仕訳問題を出題しています。
57問とは異なる問題ですよ!
⭐️イラスト簿記問題編⭐️
— アヤコ@かんたん!イラストでわかる簿記 (@easy_boki) 2020年6月24日
58問目「伝票の記入」
今日も伝票の伝票推定の問題に
してみました😊
苦手な方はぜひこの機会に
おさらいに使ってください‼️#簿記 #日商簿記 #イラスト簿記#長崎 pic.twitter.com/8yDy4o9uxf