今日の学習内容
帳簿の記入方法のうち、主要簿(仕訳帳・総勘定元帳)の記入方法について学習します。
仕訳帳
仕訳帳は、取引を発生順に仕訳して記録する帳簿です。
① 日付
- ページの最初の仕訳だけ、月と日を記入。
- 同じページ内で月が変わらない限り、日付だけ記入。
- 同じ日は「〃」でOKです。
② 勘定科目
- 適用欄の左側が借方、右側が貸方の勘定科目を記入。
- 勘定科目は( )内に記入。
- 通常は借方を上に書き、貸方を1行下から記入。
③ 小書き
- 取引の要約を書く。
④ 元帳番号
- 記入した勘定科目の総勘定元帳の番号を記入します。
⑤ 借方金額
- 借方の勘定科目の金額を記入。
- 勘定科目と同じ行に記入してください。
⑥ 貸方金額
- 貸方の勘定科目の金額を記入。
- 勘定科目と同じ行に記入してください。
⑦ 仕訳帳ページ数
- 仕訳帳のページ数です。
- 転記した総勘定元帳に仕訳帳のページ数を記入します。
貸方の勘定科目が複数ある場合
貸方が複数ある場合は、借方の勘定科目と同じ行に「諸口」と記入します。
借方の勘定科目が複数ある場合
借方が複数ある場合は、貸方を先に記入し、貸方と同じ行に「諸口」と記入します。
貸借それぞれ複数ある場合
両方が複数ある場合は、「諸口」を書いて借方から記入し、借方の最後の勘定科目と同じ行に「諸口」を書いて貸方の勘定科目を記入。
総勘定元帳
前回のブログで略式の記入方法を説明しましたが、ほぼ同じ内容です。
追加されたのは、「仕丁」という部分です。
「仕丁」には、仕訳帳のページ数を記入します。
書くことが多く難しそうに見えますが、Tフォームと同じようなものです。
Tフォームをイメージできるように黄色のマーカーで線を入れてみました。
仕訳して転記を日々繰り返していますので、それぞれの情報をすぐに確認できるようにしています。
- 仕訳帳には「元丁」欄があり、総勘定元帳の番号を記入
- 総勘定元帳には「仕丁」欄があり、仕訳帳のページ数を記入
以上が主要簿の記入方法でした。
次回から、補助簿について学習していきます。
今日も最後までありがとうございました。
Twitterは イラスト簿記問題問題編 第34問「賃貸借契約」の仕訳問題を出題しています。
⭐️イラスト簿記問題編⭐️
— アヤコ@かんたん!イラストでわかる簿記 (@easy_boki) 2020年5月31日
34問目「賃貸借契約」
今日は、テナントや事務所などを借りた時の
仕訳です!
もうしばらくして抽選開始します!
応募者確認中😊#簿記#日商簿記#イラスト簿記 pic.twitter.com/EvjFDoUoRd