イラストの内容
今回は、手付金として、お金を一部先にもらったケースの仕訳です。
マチ子社長、22話の10 万円で仕入れた商品の予約をもらい、手付を受け取りました。販売価格は100万円・・(イラストの設定なので事実ではありません)
手付をもらった時は「前受金」勘定を使う
商品代金の一部を手付としてもらったので、後で商品を渡す義務が発生します。
- 「前受金」は負債のグループ(後で商品渡す義務)
- 負債グループなので、貸借対照表の右側に記載されます。
- 資産は貸借対照表の右に書かれているので
前受金(+)→ 右(商品渡す義務が増えた)
前受金(ー)→ 左(商品渡す義務が減少)
今回の仕訳2つの視点
「商品1,000,000円の注文を受け、代金の一部の現金150,000円を受け取った。」
1、現金が150,000円増加した。
2、手付金をもらい商品を後で渡す義務が増えた
- 現金150,000円が増加した
⇨現金(+)なので借方の左
(借)現金 150,000/ - 手付金をもらったので商品渡す義務が増えた
⇨前受金(+)なので貸方の右
(借)現金 150,000/ (貸)前受金 150,000
これで仕訳完成です!
のちにこの商品を販売し、代金を受け取る際には、前受金以外の代金850,000円を受け取ります。
その時に、前受金である負債が減少する仕訳をします。
前払 → 前もって払った(資産)
前受 → 前もって受け取った(負債)
似てますが、内容が違うので間違えないようにしましょう!
そして、試験対策に進んでいる方、精算表など記載する時に資産か負債か間違えないように注意しましょう!
Twitterは88話「三分法と売上原価の算定」まで公開しています!
簿記きほんのき88
— アヤコ@かんたん!イラストで分かる簿記 (@easy_boki) 2020年2月17日
「三分法と売上原価の算定」
88回です‼️
皆さまいつもありがとうございます😊
商品売買取引の仕訳、三分法の概要です。
今年売れた分の売上原価を算定する仕訳。
暗記じゃなく、理解したい所です😊#イラスト簿記#勉強垢 #簿記 #簿記2級#簿記3級 #経理#長崎 #日商簿記 pic.twitter.com/amj4zOl7uh