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まだまだ決算など日商簿記3級範囲をイラストで紹介していきますのでよろしくお願いします。
イラストの内容
今回は、手付金を受け取っていた商品を販売したケースの仕訳です。
前回、150,000円の手付を受け取りました。納品が済み、残りの代金は掛けで販売すると言うお話しです。
前回のおさらい「前受金」勘定
商品代金の一部を手付としてもらったので、後で商品を渡す義務が発生します。
- 「前受金」は負債のグループ(後で商品渡す義務)
- 負債グループなので、貸借対照表の右側に記載されます。
- 資産は貸借対照表の右に書かれているので
前受金(+)→ 右(商品渡す義務が増えた)
前受金(ー)→ 左(商品渡す義務が減少)
今回の仕訳の視点
「注文を受けた1,000,000円の商品を販売し、受け取っていた150,000円を差し引いた残額を月末受け取ることとした。」
※商品代金の月末受取は「売掛金」で処理します。
1、売上が1,000,000円増加した。
2、手付金の商品を後で渡す義務が減った
3、売掛金の後でもらう権利が発生した
- 売上1,000,000円が増加した
⇨売上(+)なので貸方の右
(借) /(貸)売上 1,000,000 - 商品を渡したので手付金の商品渡す義務が減った
⇨前受金(ー)なので借方の左
(借)前受金 150,000/(貸)売上 1,000,000 - 残りの代金をもらう権利が発生した
⇨売掛金(+)なので借方の左
(借)前受金 150,000/(貸)売上 1,000,000
売掛金 850,000
これで仕訳完成です!
勘定科目を書く順番は、1から3どれからでもOKです。
また、借方が2項目ありますが、どちらが上でもOKです。
借方と貸方の合計が一致するように仕訳をしましょう!
Twitterは89話「売上原価の算定(期首に商品がない時)」まで公開しています!
簿記きほんのき89
— アヤコ@かんたん!イラストで分かる簿記 (@easy_boki) 2020年2月18日
「売上原価の算定」
(期首商品がない時)
売上原価の算定の仕訳に入ります!
今日は、会計期間に在庫0の場合です😊
明日は、期首在庫ありの仕訳です✨#イラスト簿記#勉強垢 #簿記 #簿記2級#簿記3級 #経理#長崎 #日商簿記 pic.twitter.com/PLZVk3GjFr