今日は、昨日の前払金の続きで、手付として支払った商品を仕入れた時の仕訳です。
前払金おさらい
- 商品代金と手付金として、一部前払いしたもの。
- 後で、商品を受け取る権利⇨資産グループ
- 貸借対照表の資産グループなので
前払金(+)→ 左
前払金(ー)→ 右
今回の仕訳
「商品100,000円を仕入れ、代金は先に支払った10,000円の手付金を差し引き、残金は現金で支払った」
- 現金が90,000円減った
- 商品100,000円を仕入れした
- 商品をもらったので、手付金の権利がなくなった
イラストにもありますが、順番は自分の分かるところからでOKです!!
それでは仕訳を作っていきましょう♬
1、現金が減った⇨現金(ー)なので貸方の右
(借) / (貸) 現 金 90,000
2、仕入れの費用が増えた⇨仕入(+)なので借方の左
(借) 仕入 100,0000 / (貸) 現 金 90,000
3、前払金の権利が減った⇨前払金(ー)なので貸方の右
(借) 仕入 100,0000 / (貸) 現 金 90,000
前払金 10,000
仕訳完成です!!
前払金がどっちが発生かわからなくなる時は、まず手付を払った時の仕訳を
思い出してみましょう!
前払金がどっちかわからなくなったら
「前払金の発生はどっちか確認する。」
現金などで払いますから、現金が減る→現金が右にきますね。
そしたら、前払金は左だな。
そんな感じで、練習していきましょう!!
Twitterは 86話「費用の見越し」まで公開しています!
簿記きほんのき86
— アヤコ@かんたん!イラストで分かる簿記 (@easy_boki) 2020年2月15日
「費用の見越し」
今日の仕訳は
費用払ってないけど、
今年の費用だから計上する!
問題もあります!#イラスト簿記#勉強垢 #簿記 #簿記2級#簿記3級 #経理#長崎 #日商簿記 pic.twitter.com/FGFrErWa5v