かんたん!イラストで分かる簿記

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簿記きほんのき21【仕訳】手付金を払う

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簿記きほんのき21

商品を仕入れる前に、一部代金を前払いして支払う時があります。

手付金として、お金を一部先に払ったケースの仕訳です。

手付を支払った時は「前払金」勘定を使う

商品代金の一部を手付として支払ったので、後で商品を受け取る権利が
発生します。

  • 「前払金」は資産のグループ(後で商品をもらう権利)
  • 資産グループなので、貸借対照表の左側に記載されます。
  • 資産は貸借対照表の左に書かれているので
    前払金(+)→ 左(受け取る権利が増えた)
    前払金(ー)→ 右(商品もらったら減少)

今回の仕訳2つの視点

「今後仕入れをする商品代金の一部を現金10,000円を前払いした。」


 1、手付を払い、商品を受け取る権利が増えた。
 2、現金10,000が減った

 

  1. 手付金払って、商品を受け取る権利増えた
      ⇨前払金(+)なので借方の左
    (借)前払金 10,000

  2. 現金が減った ⇨現金(ー)なので貸方の右
    (借)前払金 10,000/現金 10,000

 

これで仕訳完成です!

 

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