いつもブログを見てくださり、ありがとうございます。
このイラストは、隙間時間に、イラストで簿記を学べるように作成しています。
ブログを初めて、試行錯誤しながら運営しています。今日は、文書の途中にイラストを入れてみました!
今日の学習内容
イラストの内容
今日は、マチ子社長が銀行から借金をして、返済するまでの仕訳です。
今日は、借入金の仕訳と支払った利息の処理を学習します。
借入金勘定
お金を借りて、後で返す義務を表す勘定科目です。
- 「借入金」は負債のグループ(後で払う義務)
- 負債グループなので、貸借対照表の右側に記載されます。
- 負債は貸借対照表の右に書かれているので
借入金(+)→ 右(借金という払う義務が増加)
借入金(ー)→ 左(借金を払う義務が減少)
支払利息勘定
利息を支払った時に使用する勘定科目です。
- 「支払利息」は費用のグループ
- 費用グループなので、損益計算書の左側に記載されます。
- 費用は損益計算書の左に書かれているので
支払利息(+)→ 左(利息の費用が増加)
支払利息(ー)→ 右(利息の費用が減少)
お金を借りた時の仕訳
「銀行に現金150,000円を年利10%、1年後の返済の約束で借り入れた。」
この時は、利息は返済時に払う約束なので、利息の仕訳は登場しません。
【仕訳の考え方】
1、借入金が増加した。
2、現金が増加した。
- 借入金が増加した。
⇨借入金(+)なので貸方の右
(借) /借入金 150,000 - 現金が増加した。
⇨現金(+)なので借方の左
(借)現金 150,000/(貸)借入金 150,000
これでお金を借りた時の仕訳の完成です!
続いて、返済した場合を考えていきましょう!
借入金を利息とともに返済した時の仕訳
「返済日になり、元金150,000円と1年分の利息とともに、現金で返済した。」
いくら現金で支払うかを考えるには、まずは利息を計算しましょう。
利息の計算
年利は10%なので、かけると1年分の利息となります。
150,000円×10%=15,000円(1年分の利息です。)
返済時に払う金額
(元金)150,000円+(利息)15,000円=165,000円
【仕訳の考え方】
1、現金が165,000円減少した。
2、借入金を返済する義務が減少した。
3、利息を払う費用が増加した。
- 現金という資産が減少したした。
減少した現金は、元金と利息の合計です。
⇨現金(ー)なので貸方の右
(借) / 現金 165,000 - 借入金を支払う義務が減少した。
借入金の残高は150,000円あった。
⇨借入金(ー)なので借方の左
(借)借入金 150,000/ (貸)現金 165,000 - 利息を支払った費用が増加した。
利息を払った場合は「支払利息」を使います。
⇨支払利息(+)なので借方の左
(借)借入金 150,000 / (貸)現金 165,000
支払利息 15,000/
借入金の返済と、利息を支払った仕訳の完成です。
役員借入金
一般的な借入金と、会社の取締役や社長から借り入れたものは区別して記帳します。
役員から借り入れた時は、役員借入金(負債)の勘定科目を使用しましょう。
Twitterは 103話「精算表(貸倒引当金)」まで公開しています!
簿記きほんのき103
— アヤコ@かんたん!イラストでわかる簿記 (@easy_boki) 2020年3月3日
「精算表(貸倒引当金)」
仕訳は過去に学習した分なので、
さらっと書いてます😊
貸倒引当金の仕訳をもう一度確認したい方は、
69、70話です!
問題を今日は追加します!#イラスト簿記#勉強垢 #簿記 #簿記2級#簿記3級 #経理#長崎 #日商簿記 pic.twitter.com/95mDrz6uFU