いつもブログを見てくださり、ありがとうございます。
このイラストは、隙間時間に、イラストで簿記を学べるように作成しています。
このイラストで、学習している方にもお尋ねしたら、文書の途中にイラストがあった方が良いと、コメントいただきました!
徐々に、過去の記事も修正していきたいと思います!
今日の学習内容
イラストの内容
今日は、山田君の給料日です!
マチ子社長が、現金で給料を払った仕訳を今日は学習します。
本日登場する勘定科目
「給料」勘定
給料を支払った時に使用する勘定科目です。
- 「給料」は費用のグループ
- 費用グループなので、損益計算書の左側に記載されます。
- 費用は損益計算書の左に書かれているので
給料(+)→ 左(給料の費用が増加)
給料(ー)→ 右(給料の費用が減少)
「預り金」勘定
お金を預かり、預り金を後で払う義務表す勘定科目です。
自分のお金が増えた訳ではないので、資産の増加ではありませんよ。
- 「預り金」は負債のグループ(後で払う義務)
- 負債グループなので、貸借対照表の右側に記載されます。
- 負債は貸借対照表の右に書かれているので
預り金(+)→ 右(預かったお金が増加)
預り金(ー)→ 左(預かったお金が減少)
※預り金のうち、何の預かり分か明確にする為に、「〇〇預り金」と記載する場合があります。
- 所得税の預かり分 → 「所得税預り金 」
- 社会保険料の預かり分→ 「社会保険料預り金」
給料を支払った時の仕訳
「給料198,000円から、所得税4,000円と社会保険料24,000円を差し引き現金で支払った。」
会社員の方は、給与明細に記載されていると思います。
総支給ー控除される金額=手取り額(振り込み額)
今回の山田君は、現金で受取ったこととします。
山田君の手取り計算
総支給 ー 所得税 ー 社会保険料 = 手取り額
198,000円ー 4,000円 ー 24,000円 = 170,000円
【仕訳の考え方】
1、給料という費用が発生(増加)した。
2、所得税の預り金(負債)が増加した。
3、社会保険料の預り金(負債)が増加した。
4、現金が減少した。
- 給料という費用が発生(増加)した。
※給料の総額を書きましょう!
⇨給料(+)なので借方の左
(借)給料 198,000 / - 所得税の預り金(負債)が増加した。
※今回は、所得税預り金を使います。
⇨所得税預り金(+)なので貸方の右
(借)給料 198,000 / 所得税預り金 4,000 - 社会保険料の預り金(負債)が増加した。
※今回は、社会保険料預り金を使います。
⇨社会保険料預り金(+)なので貸方の右
(借)給料 198,000 /所得税預り金 4,000
社会保険料預り金 24,000 - 現金(資産)が減少した。
※減少した現金は手取りの170,000円です。
⇨現金(ー)なので貸方の右
(借)給料 198,000/所得税預り金 4,000
社会保険料預り金 24,000
現金 170,000
給料の支払いと、預り金の仕訳が完成です。
Twitterは 104話「精算表(貸倒引当金2)」まで公開しています!
簿記きほんのき104
— アヤコ@かんたん!イラストで分かる簿記 (@easy_boki) 2020年3月4日
「精算表(貸倒引当金2)」
貸倒引当金2なので、昨日と違うパターンです😊
毎日の積み重ねや、確認、苦手の把握
それぞれだと思いますが、毎日少しずつ
一緒にステップアップしていきましょう!#イラスト簿記#勉強垢 #簿記 #簿記2級#簿記3級 #経理#長崎 #日商簿記 pic.twitter.com/dG5nNZrru0