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このイラストは、隙間時間に、イラストで簿記を学べるように作成しています。
日商簿記3級の範囲をイラストで紹介しています。
今日の学習内容
昨日まで、損益計算書の左に書かれている費用グループの勘定科目を見てきました。
右側は収益で、代表的なものは売上ですが、その他の収益グループの勘定科目を少し確認しながら仕訳を学習します。
本日新しく登場する勘定科目
収益の勘定科目
会社が儲け(利益)の元になるものを表す勘定のグループ。
売り上げ以外に、家賃の収入だったり、手数料をもらったり会社の儲けを増やす元は色々あります。
今日は、収益のグループの勘定科目の仕訳です。
- 収益グループなので、損益計算書の右側に記載されます。
- 収益は損益計算書の右に書かれているので
収益(+)→ 右(収益が増加)
収益(ー)→ 左(収益が減少)
これから登場する勘定科目は、全て収益グループの勘定科目です。
収益を全て現金で受け取った場合の仕訳を考えていきます。
【仕訳の考え方】
1、収益が増加した。
(収益の内容によって勘定科目は異なります。)
2、現金(資産)が増加した。
1、収益が増加した。
⇨収益(+)なので借方の右
(借) / 収益の科目 〇〇
2、現金(資産)が増加した。
⇨現金(+)なので貸方の左
(借)現金 〇〇 / 収益の科目 〇〇
「受取家賃」勘定
建物などを他の人などに貸しているに受け取る家賃を処理する勘定科目。
建物やテナントを貸すのが通常の事業ではない場合に使用します。賃貸が通常の事業である会社は、売上となります。
「受取手数料」勘定
仲介・代理・管理・斡旋などによって受け取った手数料を処理する勘定科目。
例えば、取引先を紹介して受け取った手数料など。
「受取利息」勘定
銀行の預金利息や、お金の貸し付けなどによって受け取った利息を処理する勘定科目。
※参考
個人事業主の場合、預金利息を事業所得とはならず、受取利息勘定は使用せず、事業主借勘定を使う。(日商簿記の試験には登場しませんが・・)
収益は損益計算書の右に書かれています。
仕訳は、現金から書いてももちろんOKです!
収益(+)→ 右(収益が増加)
収益(ー)→ 左(収益が減少)
明日のブログは、「株式の発行」です。
今日もブログを最後まで見てくださり、ありがとうございました。
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