かんたん!イラストで分かる簿記

長崎で簿記講師をしています。イラストで簿記を学んでみましょう!

簿記きほんのき4 仕訳とはどんなことするの?

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簿記きほんのき4

会社の日々の取引を記録していきます。
前にお話しした通り、文章で記録していては大変ですね。

 

全ての取引を左と右に分けて記入していく。

これを仕訳といいます。

 

マンガにあるように、わかりやすい単語のようなもの(勘定科目)を

使って分けるんです。

 

一つの取引を分ける?

イメージがまだ分かりにくいかもしれませんが、

全ての取引の2面性を捉えて記入していく方法が複式簿記です。

 

マンガにも登場した

「商品が売れて、500円の現金をもらった」これに2つの側面があります。

1、商品が売れた(原因)

2、現金が増えた(結果)

 

では、「借金を300円して現金でもらった」はどうでしょう?

1、借金をした(原因)

2、現金が増えた(結果)

 

これを勘定科目というものを使って分けていくのが仕訳です。

 

仕訳にすぐ進みたいところですが、

日々の記録を行って、最後になにができるのか?

どんなものができるのか?をざっくりでも知っておくことが

なぜ右?左?のところが分かりやすくなると思います。

 

実際の講義でも、決算書の概要からいつも進めていますので

仕訳までもう少しお待ちくださいね。

 

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